PM2.5の驚異から洗濯物を守るために!

外に洗濯物を干した場合に、PM2.5が大量に付着してしまったら?

現在大きな問題となっているPM2.5ですが、国を上げて対策を呼びかけています。

その1つとして、洗濯物への対策があります。

環境省の定めるPM2.5の基準値を超えるほど、PM2.5の大気中の濃度が濃い場合は、洗濯物を室内干しして部屋の換気を行わないようにしてくださいとのことです。

PM2.5の環境基準値については、こちらの記事でわかりやすく紹介しています。

→ PM2.5の環境基準値

福岡市などでは、市のホームページにて、毎日のPM2.5の濃度が、環境省の基準値を超えるかどうかの予測を掲載しています。

濃度が濃く、基準値を超えそうな場合は、洗濯物を外に干さないようにしましょう。と訴えかけているのです。

しかしながら、最近やっとPM2.5の恐ろしさに気が付き、これまで外に洗濯物を干してしまっていた場合や、仕事などで、洗濯物を干したまま外出し、外出中にPM2.5の濃度が基準値を超えてしまっていた。という事もあります。

PM2.5の濃度は、急に上がる場合がありますし、1日のうちでも、濃度が濃い時もあれば、薄い時もあります。

1日の平均が、基準値を超えない場合でも、時間帯によっては集中的に濃度が濃くなっている場合もあります。

こんな時に洗濯物を外に干すと、大量のPM2.5が洗濯物に付着します。

その状態で屋内に取り込むと、洗濯物に付着した大量のPM2.5が家の中に撒き散らされてしまいます。

この様になってしまっては、せっかく部屋を閉め切り、PM2.5の侵入を防いでいたとしても、洗濯物のお陰で努力が水の泡です。

家中の家具や食べ物、食器や他の衣類にまで、取り込んだ洗濯物から舞い散るPM2.5が付着して、被害を悪化させてしまうことになります。

もしも、PM2.5の濃度が濃い状態の時に、屋外に洗濯物を干してしまった場合は、再度洗いなおしを行い、比較的空気がキレイな屋内(室内)で洗濯物を干すようにしましょう。

もちろん、気をつけるべき点は、外に干していた洗濯物を回収する際のマクスの着用と、回収して再び洗濯機で洗うまでの間に、できるだけPM2.5が舞い散らないように対処することです。

ゴミ袋などに入れて回収し、口をしっかりと塞いだ状態で洗濯機のある場所まで移動させると良いと思います。

また、洗濯機のある場所が室内の場合は、微粒子用の空気清浄機などを利用することで、PM2.5が部屋中に舞い散ることを防ぐことができます。

これは、洗濯物を干す部屋にも同じ事が言えますし、できれば全ての室内の空調をしっかりと美しく保っておきたところでもあります。

しかしながら、現実的にすぐに何台もの微粒子専用空気清浄機を設置することは大変ですよね。

ここでもう一度振り返ってみましょう。

環境省で定めている基準値は、何のために存在しているのでしょうか?

PM2.5が空気中に存在していても、環境基準値を超えなければ人体に大きな影響はない。という証が環境省の基準値ですよね。

屋外(室外)のPM2.5の濃度がとても濃い状態であっても、室内の濃度が環境省の基準値よりも低ければ、人体への被害は意識する程でもないということです。

一番大切なことは、体の中に危険な量のPM2.5を取り入れないということです。

その為に、身近な生活環境である部屋の中のPM2.5の濃度を低くするということです。

そして、外から大量のPM2.5を部屋の中に入れないために、洗濯物を室内に干すという対策と、外に干してしまった場合は、洗いなおしてPM2.5を、再び洗い落とすということが大切になってくるのです。

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